- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダル欠場のスペインと1勝リードのチェコが最終決着◇デビスカップ決勝

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝(チェコ共和国、プラハ)スペイン対チェコ共和国は最終日となった日曜日にリバースシングルス2試合を行った。1日目のシングルス2試合は1勝1敗、2日目のダブルスはチェコが制しての3日目となった。

第1試合ではスペイン代表のD・フェレール(スペイン)がチェコ代表のT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-2, 6-3, 7-5のストレートで下し、スペインに貴重な1勝をもたらして2勝2敗のタイに持ち込み、希望をつなげた。

フェレールは今季絶好調で、キャリア最高のツアー7勝を挙げている。フェレールは第1セットを6-2、第2セットを6-3で奪うと、第3セットも5-5から2ゲームを連取し、ストレート勝ちを収めた。最後は1本目のマッチポイントでベルディフのフォアハンドがネットにかかった。勝利が決まった瞬間、スペインのファンからは大きな歓声が上がった。

敗れたベルディフは試合後、「後手後手に回ってしまった。今日の彼のプレーには脱帽だった。」と感想をもらした。ベルディフは今季のデビスカップで無敗を誇っていた。

そして迎えた天王山の第2試合。世界ランク37位のR・シュティエパネック(チェコ共和国)はチェコ代表としてすばらしいプレーをみせ、スペイン代表の同11位N・アルマグロ(スペイン)を6-4, 7-6(7‐0), 3-6, 6-3で下して勝利を収めると、チェコが今年のデビスカップの頂点に上り詰めた。シュティエパネックが2本目のマッチポイントで勝ちを決めた瞬間、02アリーナに詰め掛けた1万4500人の観客は勝利に沸き、トランペットやドラムを鳴らして祝福ムードをつくりあげた。

試合後、シュティエパネックは「今日はとても攻撃的なプレーができた。先手を取って試合をコントロールしようと努めたんだけど、それが功を奏したよ。第3セットは落としてしまったけれどね。今日は行ける、って確信していたんだ。」と打ち明けた。

マッチポイントを制した瞬間、シュティエパネックはチームメートのベルディフ、L・ロソル(チェコ共和国)I・ミナール(チェコ共和国)の前でコートに崩れ落ち、またキャプテンのJ・ナブラティルはシュティエパネックに飛びついて喜びを分かち合った。

そのシュティエパネックは「デビスカップで優勝だなんて信じられないよ!今日、僕たちは歴史をつくったと思う。国全体が喜んでくれるといいね。」と話していた。

チェコは2週間前に女子の国別対抗戦(フェドカップ)で優勝しており、今回男子も優勝したことで、1990年のアメリカ以来、久しぶりの一国による男女の国別対抗戦制覇となった。

今回の優勝の立役者の1人、ベルディフは「これ以上のできはないね。これ以上に言うことはない。僕たちが一生忘れない瞬間となったよ。」と感慨深げに語った。

チェコはチェコスロバキアとしては1980年に元世界王者のI・レンドル(アメリカ)を軸に優勝しているが、1993年にチェコとスロバキアに分離して以降は優勝に恵まれず、今回は独立国としてうれしい初優勝を飾った。チェコはこれまでイタリア、セルビア、アルゼンチンという強豪を下しての決勝進出だった。

これについてシュティエパネックは「レンドルたちは僕らのインスピレーション、アイドルであり、伝説的人物。その人たちに名前を連ねることができて光栄だね。」と述べている。

一方のスペインは5年間で4度目、通算で6度目のタイトルを狙っていたが、怪我で世界4位のR・ナダル(スペイン)を欠いていたこともあり、惜しくも達成はならなかった。

スペインチームのエース、フェレールは「今はチーム全員が悲しい思いでいっぱいだよ。でも僕はチームのことを誇りに思っている。みんなここで勝利を目指して戦っていたからね。」と話していた。

両国はスペイン・バルセロナで開催された2009年のデビスカップ決勝でも対戦しており、そのときはスペインが5勝0敗で完勝を収めていた。今回はチェコが3年前のリベンジを果たす格好となった。

(翻訳/森田系太郎)

(2012年11月19日11時33分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月10日

ジョコ 主催者推薦で全仏OP前哨戦へ (10時09分)

【告知】大坂なおみvsブズコバ (8時39分)

ズべレフ完勝 2連覇へ好発進 (7時47分)

5月9日

坂詰姫野と秋田史帆 4強入り (23時00分)

アルカラス 22歳初白星で3回戦へ (22時04分)

錦織圭 次戦は予選から出場へ (19時20分)

西岡良仁「肩は完璧ではない」 (17時07分)

世界7位に勝利、復帰へ上々の仕上がり (16時08分)

新教皇はテニス経験者 (14時58分)

4度目Vに向け圧勝で3回戦へ (11時49分)

大坂なおみ 次戦は世界53位に決定 (11時19分)

元世界9位「もう終わり」別れ告げる (9時41分)

大坂なおみ「不戦勝だと思っていた」 (8時28分)

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

5月7日

【1ポイント速報】西岡良仁vsラヨビッチ  (23時00分)

坂詰姫野ら 日本勢12名が初戦突破 (22時56分)

元世界9位フォニーニ 引退示唆 (21時55分)

大坂なおみ 快勝で初戦突破 (19時29分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエラーニ (18時00分)

「史上最悪の世界2位みたいに…」 (17時13分)

報道を否定「私は出場する」 (15時51分)

元世界2位 待望の出産後初白星 (10時02分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!