- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

シャラポワが元世界1位コナーズをスピード解任「最高の経験だった」

女子テニス世界ランク3位のM・シャラポワ(ロシア)は、元世界ランク1位のJ・コナーズ(アメリカ)をコーチとして招いて先週行なわれたW&Sオープン女子に第3シードで出場するも、その初戦でS・スティーブンス(アメリカ)に敗退。そしてコナーズとのコーチとしての関係にも終止符を打つ事を明らかにした。

シャラポワにとって、2004年に自身初となるグランドスラム優勝を飾った思い出の大会であるウィンブルドン。しかし今年はその2回戦で予選勝者のM・ラルシェル・デ・ブリート(ポルトガル)にまさかの敗戦を喫し、その後は左臀部の怪我の治療のため休養を取ってからW&Sオープン女子に臨んでいた。同時にトライアル・ベースながらコナーズをコーチとしてチームに招いた事でも話題になっていた。

シャラポワはウィンブルドン敗退直後に、それまで2年半コーチとして契約していたトーマス・ホグステッド氏との関係に終止符を打っていた。シャラポワは2007年の12月に短期間だけコナーズから指導を受けていた経験があり、その後に出場した2008年の全豪オープンでは見事な優勝を飾っていた。

「自分のテニス人生で、今の時期にはしっくりと来なかった。」とシャラポワはコナーズとの関係を終わらせた事をメールで伝えていた。

シャラポワは全仏オープンの決勝戦で現在世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗退して以来、ここまでわずか3試合しか公式戦を行なっておらず、今週行なわれているニューへイブン・オープンに大会側から主催者推薦を与えられていたもののそれを受け取らず、早めにニューヨーク入りして全米オープンへ向けての調整を選択している。

「全米オープンでは多くの試合をするつもりでいるの。だからその直前に体を酷使したくなかったし、最高の試合をするつもりでいるのなら直前の大会への出場は避けたかった。それに今までも、そんな事はしたことがなかったし、どうして今から試合へ臨まなければならないの?」とシャラポワは、今季最後のグランドスラムの全米オープンへ向けて万全の調整をする選択をしていた。

そして先週の敗戦後にコナーズとのコーチとしての関係を継続しない事を決めていた。

「彼(コナーズ)からのサポートを受けられた事は最高の経験だった。彼の経験や彼自身と共に過ごした時間はとてもエンジョイできたし、ある特定の状況の対処の仕方も学ぶ事も出来た。彼は一緒にいてくれたし、良くやってくれたわ。彼と時間を過ごせた事は素晴らしい事だった。」と、コナーズへの感謝の気持ちを語っていた。

しかし「でも一度コートに立って、ファイナルセットで5-5とか6-6とかになると、頭の中は自分と対戦相手の事だけになってしまう。正直、自分の周りやコーチ、観客の事は頭から消えてしまうの。だって試合に集中しているから。コートに立った時には、常にそう言う自分でいたいと願っているし、それを信じて他の事は本当に考えないでいたいの。」と、実戦での自身の正直な気持ちを加えていた。

シャラポワは幼少の頃から実の父親であるユーリ・シャラポワ氏がテニスを指導していた。そしてそのユーリ氏は若かりし頃からコナーズから多大な影響を受けていたと言う。そして今回の決断については、シャラポワはユーリ氏に頼んでコナーズへ電話をするようにお願いしていた。

来週から開幕する全米オープンにシャラポワは、新しいコーチを雇って臨むかはまだはっきりとは明かされていない。先週の敗退後は現在拠点を置いているフロリダへ戻った彼女は、ユーリ氏が付いて練習とトレーニングを行なっていた。しかし2008年の10月に右肩の手術を受けてからユーリ氏はシャラポワのツアーに帯同する事はないため、全米オープンに現れる可能性は少ないとの見方が有力とされる。

他の可能性としては、現在交際を続けているG・ディミトロフ(ブルガリア)が練習拠点にしているスウェーデンのグッド・トゥ・グレート・テニス・アカデミーからコーチを雇うかもとも憶測も飛んでいる。グッド・トゥ・グレート・テニス・アカデミーは元男子プロのM・ノーマンとM・ティルストロムによって開設されたアカデミーとして知られている。

先週のシャラポワを見た専門家達からは、また肩に問題を抱えているかも知れないと言う声も聞かれているシャラポワ。全米オープンでスランプからの脱出にチャレンジする。

■関連記事■

《シャラポワ、元世界1位コナーズ招いてからは黒星スタート<W&Sオープン女子>》

《シャラポワに黄色信号か、ウィンブルドンの傷跡》

《シャラポワ3位に転落、1位は不動セリーナ<女子世界ランキング>》

《シャラポワに転機か?新コーチに元世界王者コナーズ》

(翻訳・記事/弓削忠則)
(2013年8月20日16時28分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

7月18日

元世界2位「自分を第一に」休養発表 (11時27分)

坂本怜 ”侍パフォーマンス”はあり? (10時37分)

兄の敵討ち果たし8強 (9時04分)

フェデラー、ナダル施設を訪問 (7時27分)

7月17日

アシックス新作シューズイベント開催~GEL-CHALLENGER 15~ (16時59分)

第2シード撃破の番狂わせで8強 (15時54分)

世界10位 ツアー80度目の8強 (14時54分)

シャポバロフ 完勝で初戦突破 (13時56分)

世界1位 疲労蓄積で大会欠場 (12時58分)

内島萌夏 複で4強 (11時01分)

世界13位 2ヵ月ぶりツアー白星 (9時54分)

元世界5位が引退発表 (8時33分)

7月16日

錦織圭・シナーら 全米OP出場選手一覧 (21時14分)

大坂なおみら 全米OP出場選手一覧 (19時43分)

逆転有罪で4年間の出場停止 (18時13分)

40歳以上限定 ミックスダブルス大会 (14時15分)

40歳以上限定!男子ダブルス大会開催 (14時00分)

34歳ゴファン 若手下し復帰後初白星 (12時43分)

40歳ワウリンカ 母国で初戦敗退 (11時06分)

綿貫陽介 2週連続で初戦突破 (9時59分)

坂詰姫野が伊藤あおいに完勝 (9時12分)

大坂なおみ 2連続で全米OP出場決定 (8時17分)

錦織圭 4年ぶり全米OP出場へ (7時34分)

7月15日

世界16位が婚約を発表 (21時06分)

シャラポワに次ぐ快挙でトップ5入り (19時56分)

世界10位 負傷によりツアー離脱 (18時48分)

ダニエル太郎 世界493位に逆転負け (16時48分)

モンフィス×キリオス 複出場へ (14時45分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsエルナンデス (14時20分)

シナー BIG4以外で初の大台到達 (13時53分)

日比野菜緒 ストレート負けで初戦敗退 (9時28分)

内島萌夏 5大会連続で初戦敗退 (8時13分)

ジョージ王子 日本企業のラケット使用  (6時05分)

【画像】ナダルが公開したフェデラーとの2ショット! (0時00分)

【動画】世界ランク113位が第2シード撃破の番狂せで8強、勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】ルブレフ 快勝で8強、勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】マッチポイントでフォアハンドウィナーを叩き込むシャポバロフ (0時00分)

【動画】ルード 好相性大会で2ヵ月ぶりツアー白星!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!