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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は２６日、女子シングルス１回戦が行われ、奈良くるみ（日本）はＡ・タチシュビリ（グルジア）を6-1, 6-4のストレートで下し、２回戦へ進出を決めた。

この試合奈良くるみはファーストサービスが入った時、６８パーセントの確率でポイントを獲得し、タチシュビリから３度のブレークに成功し１時間２３分で勝利した。

全仏オープン本戦で初勝利となった奈良くるみ、試合後のインタビューで「あまり調子が良くなかった中、頭で考えて冷静にプレーできた。相手はテンポよく打ってくるのでムーンボールを多用し自分の足でカバーできるように心がけた。」「苦しい所もあったけど、やることをやりきらないと勝てないのでしっかり気持ちを固めて行けたので精神的に安定してプレーが出来た。」とコメントした。

２回戦で奈良くるみはＪ・ヤンコビッチ（セルビア）とＳ・フィッチマン（カナダ）の勝者と対戦する。

ヤンコビッチとは昨年の全米オープン３回戦で対戦しており、ストレートで敗れ自身初の４回戦進出を逃すと同時に、日本女子で杉山愛（日本）以来９年ぶりのベスト１６入りを逃した。

（コメントはWOWOWから抜粋）