- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

マレー感無量 完璧な試合展開

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会最終日の10日、男子シングルス決勝戦が行われ、第2シードのA・マレー(英国)が第6シードのM・ラオニチ(カナダ)を6-4, 7-6 (7-3), 7-6 (7-2)のストレートで下し、自身3度目となるグランドスラム優勝を飾った。

>>マレーvsラオニチ 1ポイント速報<<

>>ウィンブルドン対戦表<<

マレーは2013年に今大会初優勝を飾り、地元イギリス人として77年ぶりの優勝を果たした。この日も試合が終わりコートサイドの椅子に腰を降ろすと、流れ出る涙を大会の公式タオルで拭いながら喜びを噛み締めていた。

これがグランドスラム11度目の決勝戦だったマレーだが、その対戦相手はこれまでN・ジョコビッチ(セルビア)R・フェデラー(スイス)だった。

しかし今回はそのいずれでもなかった。ラオニチが準決勝でフェデラーをフルセットで破り、ジョコビッチは3回戦でS・クエリー(アメリカ)の前にまさかの敗退を喫していた。そのクエリーもラオニチが準々決勝で下していた。

25歳のラオニチはこれが自身初のグランドスラムでの決勝の舞台だった。同時に、カナダ人男子として史上初の快挙だった。

ラオニチのこの快進撃は、強力ながらも正確なサービスが武器となり支えられた。決勝戦までの6試合で、平均22,5本のサービスエースを記録し、5度しかブレークを許していなかった。

しかし風の強い中行われた決勝戦、1万5千人の観客で埋め尽くされたセンターコートは地元マレーへの声援に溢れ、マレーの鉄壁なリターン力の前にラオニチのサービスエースはわずか8本に押さえられた。

スコットランド出身で29歳のマレーは、母国イギリスで行われるこのウィンブルドンで、早い段階から1936年のF・ペリー以来となるイギリス人チャンピオンへの期待が寄せられており、そのプレッシャーの中で戦っていた。そんな状況の中、マレーは優れた守備力とリターンを持ち、カウンターを武器に2013年に見事トロフィーを獲得した。

マレーの優れたタイミングと巧妙なテクニックを持つリターン力を証明するかのように、ラオニチが最初に記録したサービスエースは、試合が始まって36分後の5度目のサービスゲームでのことだった。この日の最速サービスは236キロを記録したラオニチだったが、ことごとくマレーにリターンされていた。

そして記録した8本のサービスエースは、マレーよりわずか1本多いだけだった。

この試合でマレーがブレークに成功したのは第1セットの第8ゲームだけだったが、この日の勝利にはそれで十分だった。第2・第3セットはタイブレークへもつれるも、そのタイブレークはマレーがラオニチを圧倒していた。

マレーは第1・第2セット、自身のサービスゲームで65ポイント中50ポイントを獲得し、ブレークポイントさえラオニチに与えず、デュースにもつれたゲームもわずか1ゲームしかないほどの完璧なサービスゲームを展開した。

第3セットのゲームカウント2ー2からのマレーのサービスゲームで、ラオニチはマレーのセカンドサービスで鮮やかなリターンエースを叩き込むと、15ー40と初めてブレークポイントを手にした。

しかし、マレーはそこから4ポイントを連取しそのゲームをキープすると、右手でガッツポーズを作りながら大きな雄叫びを上げ、ラオニチに主導権を握らせなかった。

試合を通して持ち前の安定感を披露したマレーは、ラオニチの29本に対しわずか12本のイージーミスしか犯さず、2時間47分でラオニチを退けた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・涙マレー 地元で2度目の優勝
・マレーは「とても複雑な選手」
・フェデラー 芝で足滑らせ転倒
(2016年7月11日9時20分)

その他のニュース

7月18日

元世界2位「自分を第一に」休養発表 (11時27分)

坂本怜 ”侍パフォーマンス”はあり? (10時37分)

兄の敵討ち果たし8強 (9時04分)

フェデラー、ナダル施設を訪問 (7時27分)

7月17日

アシックス新作シューズイベント開催~GEL-CHALLENGER 15~ (16時59分)

第2シード撃破の番狂わせで8強 (15時54分)

世界10位 ツアー80度目の8強 (14時54分)

シャポバロフ 完勝で初戦突破 (13時56分)

世界1位 疲労蓄積で大会欠場 (12時58分)

内島萌夏 複で4強 (11時01分)

世界13位 2ヵ月ぶりツアー白星 (9時54分)

元世界5位が引退発表 (8時33分)

7月16日

錦織圭・シナーら 全米OP出場選手一覧 (21時14分)

大坂なおみら 全米OP出場選手一覧 (19時43分)

逆転有罪で4年間の出場停止 (18時13分)

40歳以上限定 ミックスダブルス大会 (14時15分)

40歳以上限定!男子ダブルス大会開催 (14時00分)

34歳ゴファン 若手下し復帰後初白星 (12時43分)

40歳ワウリンカ 母国で初戦敗退 (11時06分)

綿貫陽介 2週連続で初戦突破 (9時59分)

坂詰姫野が伊藤あおいに完勝 (9時12分)

大坂なおみ 2連続で全米OP出場決定 (8時17分)

錦織圭 4年ぶり全米OP出場へ (7時34分)

7月15日

世界16位が婚約を発表 (21時06分)

シャラポワに次ぐ快挙でトップ5入り (19時56分)

世界10位 負傷によりツアー離脱 (18時48分)

ダニエル太郎 世界493位に逆転負け (16時48分)

モンフィス×キリオス 複出場へ (14時45分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsエルナンデス (14時20分)

シナー BIG4以外で初の大台到達 (13時53分)

日比野菜緒 ストレート負けで初戦敗退 (9時28分)

内島萌夏 5大会連続で初戦敗退 (8時13分)

ジョージ王子 日本企業のラケット使用  (6時05分)

【画像】ナダルが公開したフェデラーとの2ショット! (0時00分)

【動画】世界ランク113位が第2シード撃破の番狂せで8強、勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】ルブレフ 快勝で8強、勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】マッチポイントでフォアハンドウィナーを叩き込むシャポバロフ (0時00分)

【動画】ルード 好相性大会で2ヵ月ぶりツアー白星!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!