日本に大会新設、意義と展望

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近藤大生さん
画像提供:tennis365.net

男子テニスの児湯食鳥 みやざきチャレンジャー supported by リポビタン(日本/宮崎、ハード、ATPチャレンジャー)は5日に閉幕。新設大会となった同大会の開催意義をトーナメントディレクターを務めた近藤大生さんに聞いた。

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同大会は今年から新設されたチャレンジャー大会。会場となる「ひなた TENNIS PARK MIYAZAKI」は昨年リニューアルされた施設で、屋外ハードコート18面と室内ハードコート6面を備えた世界基準の施設となっている。

国内で現在開催されているツアー下部に当たるチャレンジャー大会は、同大会が新設されたことで5大会となった。

同大会の開催意義をトーナメントディレクターを務めた近藤大生さんに聞いた。

Q. 会場となっている施設はオムニコートからハードコートにリニューアルされたが、その経緯は?

A. オムニコートだと国際大会がなかなか開催できない状況になっているので、世界に通じるサーフェスが今後の日本の育成に必要です。ハードコートになると国際基準になりますし、宮崎県が協力してくれるというふうになったので、これだけの施設ができました。

Q. この施設の一押しポイントは?

A. これだけのコート面数、そして横幅や後ろのコートの広さですね。さらに、照明で暗くてここはダメというところが全くないです。全てが基準を満たしているところが何よりも素晴らしいです。

Q. この大会が開催された経緯は?

A. イタリアがチャレンジャー大会をすごく増やしていろんな選手が上がってきたということもあり、どんどんチャレンジャー大会を増やしていこうという日本テニス協会の思いと、この宮崎でそれができるというところが一致して開催されることになりました。

Q. 開催するにあたりトーナメントディレクターとして大変だったことは?

A. 初めてのトーナメントディレクターなので、チャレンジャー大会をやるにあたってルールやレギュレーションの確認は大変でした。あとは、色々な人を集める必要があることも改めて理解しました。色々な方の協力があって、1つの大会ができていることを改めて知って、自分にとってすごく良い勉強になりました。

Q. 国内にチャレンジャー大会が増えることの意義は?

A. ITF大会があって、チャレンジャー大会があって、そこからツアーに行くというステップになりますが、ツアーに上がれるかどうかは賞金なども含めて、選手が自立できるかどうかが重要になってくると思います。

世界ランキングで100位に入ることができれば、選手は賞金も含めて自立できると思います。ツアーにステップアップするためのチャレンジャー大会を日本で開催することによって、多くの日本人選手にチャンスを作ることができるので、このような大会は本当に必要だと思います。

Q. 現在この大会はチャレンジャー大会の中で最もグレードの低い大会となっているが、大会規模について今後の展望は?

A. 難しいところですね。当然チャレンジャー大会としてグレードを上げていけば、日本勢の上位の選手も出てくれるとは思うんですけど、逆に本戦に出られなくなる選手も出てきてしまうので、どちらがいいのかというのはすごく難しいところです。

ただ、グレードを上げるかどうかの前に、一番はこの大会を長く続けることが大事だと思います。まずは10年続けたいです。

Q. 国内にどのくらい大会があるのが理想だと思うか。

A. 世界ランキングでトップ10に入っているB・シェルトン(アメリカ)はアメリカから出ずに世界ランキングでトップ100入りしたことが知られていますが、そんな選手が日本からも出てきたら理想ですよね。ただ、日本の場合であれば、日本だけというより、アジア全部含めてくらいの感じでもいいのかなとは思っています。

今大会にも韓国や中国の選手が来ていますが、お互いに行き来するようにして、アジアが一体となってどんどん世界ランキングで2桁に食い込んでいく良い選手を出していけたらいいと思います。

そうするとさらにATP(男子プロテニス協会)もツアー大会を作るように考えてくれて、テニスの発展につながると思います。そうなるとアジアからも意見がどんどん言えるようになって、良い方向になっていくと思います。

Q. この大会をどんな大会にしていきたいか。

A. ここで稼いだポイントをどんどん次に活かして、この中からグランドスラムで活躍する選手というのが出てきたらと思っています。

あとは、すごくレベルの高いテニスを生で観られる機会なので、宮崎の方たちにテニスのファンになってもらって、さらに推しの選手も見つけてもらって、長い目でテニスというものに興味を持ってもらえたらなと思います。

さらに、このコートは一般の方も使えるので、自分も楽しんでというようにどんどんテニスにのめり込んでもらえたらと思っています。


ひなた TENNIS PARK MIYAZAKI


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(2026年4月8日19時25分)
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