男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのL・ムセッティ(イタリア)は第3シードのC・アルカラス(スペイン)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ準決勝敗退となり、決勝進出とはならなかった。この試合でムセッティは2度のコードバイオレーションを受けポイントペナルティを受けている。
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23歳で世界ランク9位のムセッティが同大会に出場するのは3年連続5度目。これまでは16強が最高成績となっていたが、今大会は初戦の2回戦で予選勝者で同130位のO・ヴィルタネン(フィンランド)、3回戦で第28シードのB・ナカシマ(アメリカ)、4回戦で第10シードのD・メドベージェフ、準々決勝で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)を下し準決勝に駒を進めた。
22歳で世界ランク3位のアルカラスとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、ムセッティはゲームカウント3-5とリードされ自身のサービスゲームとなった第9ゲームを迎える。ムセッティはこのゲームのデュースの場面でフォアハンドをミスしラケットを破壊。1度目のコードバイオレーションで警告を受ける。その次のポイントでもフォアハンドをミスしたムセッティはブレークを許し第1セットを落とす。
続く第2セット、ムセッティは1ブレークアップとするも第8ゲームでブレークバックを許す。ここでムセッティは苛立ちからボールを観客席に打ち込み2度目のコードバイオレーションでポイントペナルティを受けた。これにより第9ゲームはアルカラスが15-0から開始しキープした。その後は両者ともに相手にブレークを与えず試合が進み、このセットはタイブレークに突入する。このタイブレークでムセッティは4度のミニブレークを奪われ2時間3分で力尽きた。
勝利したアルカラスは決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第11シードのT・ポール(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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