日比野菜緒 元世界4位撃破し本戦王手

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日比野菜緒(ムンバイOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は21日、女子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク200位の日比野菜緒が予選第17シードのB・アンドレースク(カナダ)を2-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で破り予選決勝進出を果たすとともに、3年連続の本戦出場に王手をかけた。

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30歳の日比野が同大会に出場するのは予選も含め10年連続10度目。最高成績は2020年と2021年の2回戦進出となっている。今大会は予選1回戦で世界ランク220位のA・ラザロ ガルシア(スペイン)をストレートで下し、予選2回戦進出を果たした。

一方、24歳のアンドレースクは2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝を飾っており、世界ランキングのキャリアハイは4位を記録するなど一躍スターに。しかし、その後は負傷が相次ぎ、現在の世界ランクは102位となっている。

今大会は予選1回戦で世界ランク261位のヤオ・シンシン(中国)に6-0, 6-0で完勝し、予選2回戦へ駒を進めた。

予選2回戦の第1セット、日比野は第3ゲーム・第5ゲームと連続でブレークを許す。第6ゲームでブレークを1つ返したが、第7ゲームで3度目のブレークを奪われ先行される。

第2セットでは、日比野は第4ゲームで先にブレークに成功するも、すぐにブレークバックされる。さらに第7ゲームで2度目のブレークを許したが、相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなる第10ゲームでブレークバックに成功し追いつくと、その後タイブレークに突入する。このタイブレークを終盤に2度のミニブレークを奪った日比野がものにし、1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、日比野は第5ゲームでブレークに成功すると、その後はサービスゲームをキープし逆転勝ちで予選決勝に駒を進めた。

勝利した日比野は予選決勝で、予選第12シードのE・ザイデル(ドイツ)と対戦する。サイデルは予選2回戦で世界ランク142位のP・アドゥヴァーディ(ハンガリー)を下して勝ち上がり。


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(2025年5月21日20時00分)
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