ジョコビッチ 38歳誕生日に白星

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ジョコビッチ(マドリッドOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は日本時間23日(現地22日)、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのM・アルナルディ(イタリア)を6-4, 6-4のストレートで下し2年連続2度目のベスト4進出を果たすとともに、38歳の誕生日当日を白星で飾った。

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世界ランク6位のジョコビッチが同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年はベスト4進出を果たした。

そのジョコビッチは今季、先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)とその後のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)ではいずれも初戦敗退を喫していた。

今大会は上位4シードが1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク134位のM・フチョビッチ(ハンガリー)をストレートで下し、クレーコートでの今季初白星を飾り準々決勝に駒を進めた。

一方、24歳で世界ランク39位のアルナルディは2回戦で同56位のF・マロジャン(ハンガリー)をストレートで下しての勝ち上がり。

両者は先月開催のムチュア・マドリッド・オープンの2回戦で初対戦しており、その時はアルナルディがストレートで勝利していた。

この日38歳の誕生日を迎えたジョコビッチは準々決勝の第1セット、第3ゲームでブレークに成功。自身のサービスゲームはブレークポイントを握られることなくすべてキープし先行する。

続く第2セット、ジョコビッチは第4ゲームでブレークを許したが、第7ゲームでブレークバックに成功。続く第9ゲームで2度目のブレークを奪い1時間39分でベスト4進出を果たした。

今回の勝利でジョコビッチは対戦成績を1勝1敗とし雪辱を果たす形となった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載している。

「また準決勝に進出できて嬉しい」

「今年は少なくとももう一歩前進できればと思っている、それが目標だ。本当に良いテニスができているから。ストレート勝ちだったが、スコアが示すよりもずっと接戦だった。第2セットでは1-4とリードされていたが、どういうわけかゲームを落とさずに済んだんだ」

「精神的にも感情的にも最適な状態とバランスを見つけることができ、最も必要な時に最高のテニスができた。この調子を明日も続けられたらと思う」

勝利したジョコビッチは、準決勝で予選勝者で世界ランク90位のC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは準々決勝で第5シードのA・ポピリン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。


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(2025年5月23日9時23分)
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