不調脱し4強「勝ちが必要」

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ルブレフ
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男子テニスのビットパンダ・ハンブルグ・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのA・ルブレフが世界ランク45位のL・ダルデリ(イタリア)を6-1, 3-6, 6-3のフルセットの接戦の末に下し、5年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。

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27歳で世界ランク17位のルブレフが同大会に出場するのは2年ぶり6度目。2020年には優勝を飾っている。

ルブレフは今季、1月の中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初戦敗退。

2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)では優勝を飾り17度目のツアータイトルを獲得したが、その後は不戦勝を除きマッチ2勝7敗と不調が続いていた。

今大会では1回戦で世界ランク69位のD・ジュムホール(ボスニア)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同333位のJ・エンゲル(ドイツ)を下し準々決勝に駒を進めた。

一方、23歳のダルデリは2回戦で第7シードのB・ナカシマ(アメリカ)をフルセットで破っての勝ち上がり。

準々決勝の第1セット、ルブレフは第4ゲーム、第6ゲームと連続でブレークを奪い先行する。

しかし第2セット、ルブレフは第6ゲームで先にブレークを許すと、このセットを奪い返される。

それでもファイナルセット、ルブレフは第2ゲームで先にブレークに成功。その後は自身のサービスゲームでブレークポイントを握られることなくキープを続け1時間53分でベスト4進出を果たした。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載している。

「準決勝に進出できて嬉しい。これらの試合は僕にとって必要なものだった。勝ちが必要だった。厳しい戦いに直面し、試合の実感が湧かない時のように苦労しても、何とか勝つということが必要だった」

「今日はずっと良いプレーができた。僕にとって、この1試合が増えたことは大きな意味を持つ。こういう試合を心から求めていたんだ。準決勝に戻ってこられて嬉しい」

勝利したルブレフは、準決勝で第6シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは、準々決勝で世界ランク40位のA・ミュレール(フランス)を下しての勝ち上がり。


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(2025年5月23日10時06分)
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